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しかし、最近ふと手にしてちょっとづつ読み進めている「トルコで私も考えた」という漫画がある。以前に書いた「インド夫婦茶碗」が面白かったので、他の国際結婚した漫画家さんのものもよんでみたくなった、という理由なのでトルコについて何か読みたかった訳ではなかった。漫画のタイトルも今イチ「漫画なのか?」と思うようなどうも正直ぱっとしない(失礼)感じだったのでそれほど期待していなかったのだが、読み進めると、どんどんのめり込んじゃいました。漫画とはいえ、結構文字や説明が多いので読み応えもあるように思う。まだ3巻の始めにしか到達していないのでそこまでの感想なのですが、「国際結婚をした夫婦のラブラブぶり」という内容はほとんどなく、すべてのことがトルコ文化を知る上で正直な体験談として面白く書かれている。旅行者では知り得ないような近所付き合いや旦那さんの家族の話とか。
筆者はまず「トルコ人のボーイフレンド」から入った訳ではなく、まずトルコに住んで、トルコが好きになって、その後トルコのボーイフレンドができて結婚、という感じなので、もともとトルコをとても愛しているなーというのも感じられる。一見「これ、とりかたによっては悲観的にとらえてストレスになっちゃう人もいるのでは?」という事態も、楽天的というか前向きな愛情で受け止めているな、と感じる。かといって、その国に住んで間もない人にありがちな「いいところしか見えてない状態」では全くない。なので、彼女の物事の捉え方がなんか面白いというか共感できる部分があり、読んでいて気持ちいいです。
結構トルコ語がでてくるので、何巻か読み進めて行くうちに簡単なトルコ語の単語を思わずおぼえてしまったりします。なんだかずーっと興味がでなかったトルコに、「トルコって結構おもしろそう!」という感覚が自分にでてきてびっくり。この筆者のような目でトルコをみたらこんなにおもしろいのね!と。今度機会があったら、ゆっくりとトルコの地方でも旅してみたい気もする。今イランの美にも興味があるので、イラン→トルコ→シリアとか、そういうコースもいいかもしれないなぁ。