秋のお天気のいい日でゆっくりできる休日は、ゆっくり起きて、ぼーっとしたままうちのバルコニー(ベランダ?)で「うちカフェ」するのが幸せです。でも今日はやっぱり、晴れてはいたけれどもう肌寒いなーと感じた。こんな風にうちの中の外でくつろぐのも今年はそろそろ終わりかなぁ。などとしんみりもしてしまいましたが、うちカフェでたまに飲みたくなるのが「
マテ茶」です。
マテ茶は、南米でも南部の方でよく見かけますよね。あの地域ではなくてはならないほどの存在感のあるものだと思います。よく飲まれているのはやっぱりウルグアイとアルゼンチン、そしてその周辺、と行った感じでしょうか。どこに行くのもマテの葉とボンビージャと呼ばれるマテの金属ストロー、そしてマテ壷とお湯を持ち歩いています。金属ストローはこの写真にあるような感じで、吸い口が平べったくなっていて、カップにさす方が丸みをおびて、穴がいっぱいあいている感じです。マテをカップに入れて、ストローをさし、その上からお湯を注ぎます。通常彼らのマテの葉を入れる量は半端じゃないので、葉っぱが開いてぎゅうぎゅうになるので、お湯を注ぐ前にストローをいれないと、下まで届かなくなります。この写真では、マテ壷がないので、普通のカップを使っていますが、通常は
こんな感じです。マテ壷はいろいろ種類があって美しいのですが、残念ながら現在日本の我が家にはありません。
日本ではマテがなかなか手に入らないので、おもわずもったいなくてうちではあまり葉っぱを入れなかったりします(笑)。でも、マテって結構、緑茶の比じゃないほど苦渋い感じで、現地の量を入れると結構鼻の奥にビンビンきたりして刺激がつよいので、このくらいがちょうどいいかも。現地では、この壷と同じストローを誰とでもまわし飲みするのですが、始めはこれがなかなか。カップの回しのみならいいのですが、ストローの回しのみっていうのが抵抗ありました。ご好意なんだろうけど、結構見ず知らずのおっちゃんとかに勧められても・・・と心のどこかにありましたが、もう慣れました。なんかこの「おなじマテを飲む」ことでコミュニケーションを図るような感じがあるなぁ、とも思います。
→はウルグアイの写真ですが、みんなしょっちゅうマテを飲むので、マテ茶と全く関係ないお店でも、店の前には「マテのお湯あります」というお湯足しサービスの看板があちらこちらに。ちなみに日本では「マテ茶」なる言葉がありますが、南米では「お茶」にあたるte(英語でtea)と「マテ」は区別されます。なので「マテ茶」といういい方はしないですねー。
ビタミンが非常に豊富で、野菜が摂取しにくい地方でも昔から「飲むサラダ」として摂取されてきたような経緯もあるからかもしれませんね。
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