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つーらんバァ

ばぁ茶んひなたぼっこ中。

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おいしいセルビア

An-chanさんちでおいしいものをいろいろいただきました。が、普通に食卓で出していただいた時は撮影などせずにそのままたのしみたかったので、写真をとらなかったのが残念なくらい、とってもおいしかったです。ほんとAn-chanさん料理がお上手で尊敬。キャベツのサラダもすごかった。キャベツの味がしっかりしているので、千切りしてりんご酢と塩こしょうであえるだけで、すっごいおいしいの。また味付け方もうまいからなんだろうけど「キャベツだけでこんなにおいしいなんて」と感動しました。ちょっと日本でもやってみようかな(でもにほんのキャベツではこんなに味がしないかも)。豚肉をがっつりまきまきしたローストとか、野菜のスープなども、さすがな味で、ついつい食べ過ぎてしまいました。帰り際いただいたでっかいハンバーガーのようなプリェスカビッツァもすごくおいしかったのに、それまでにいろいろいただきすぎて、おなかがはちきれそうになってしまい、残してしまいすみません!!

朝、An-chanとAn-chanさんの旦那さんがセルビアンな儀式のため用意してくれたもの。スラトコという名前の、ジャムというか果物の甘煮のようなものと水なんだけど、スプーンで甘煮をすくってそのまま食べ、水を飲み、そのコップの中にスプーンをいれて完了。甘いもので頭をすっきり?させる効果もあるらしいのですが、意味的にはお客様をウエルカムするようなものなんだそうです。An-chanさんと旦那さんに歓迎されているようなあったかい気分になりました。

セルビアでは、秋口などに沢山保存食をつくって冬をこすんだそうです。パプリカでつくったペーストや、ピクルスや、果物の甘煮等々・・・もりだくさんです。果物の甘煮はジャムにもみえるのですが、果物の形がかなりはっきりとのこっていて、ぷりっとしていておいしいです。イチゴがまるごとガンガン入っているやつを、朝食にパンと一緒に、おいしくておもわず食べ過ぎてしまいました(An-chanさんの旦那さんは「まぁ、これは一応ジャムのようにパンと食べるものではないのだけど・・・と言っていましたが)。アイバルというパプリカのペーストもうまうま。実はこのパプリカペースト、お家同士であげたりもらったりするようなのですが、snowさんからAn-chanさんがもらったというものをいただきました。パプリカとなすがミックスされているペーストなのですが、あまりのおいしさにこれも食べ過ぎました。ここでいうのもなんですが、snowさん、ごちそうさまでした!An-chanさんも今年はじめてこれを旦那さんのお母さんとつくりまくったらしいのですが、すごいですね。お土産にいただいたので、あとで大事にいただきます。

バルカンでよくみかける、ブレックという名前の、パイにチーズなどがはいっているもの。これはチーズなのですが、ひき肉がはいっているものなども。よく朝食で食べるものなので、朝パン屋さんでうっているそうですが、朝時間がなかったので、夜に私に体験させてくれようと、旦那さんが必死でパン屋さんをまわり、やっと見つけてくださいました。ありがとうございます。


カイマックという、チーズとバターの間のような味がする、不思議な乳製品。湯葉のように膜がなんそうにも重なっている。カイマックとは「快膜」かとおもってしまうほど、膜の層がしゅるしゅるしておいしい歯ごたえです。

そういえば、わたしがAn-chanさんをセルビア人だと思った瞬間は、食事と一緒に飲み物を何を飲むかと聞くときに「牛乳にする?それともヨーグルトにする?」と聞いたこと。こちらでは確かにヨーグルト(といっても日本の飲むヨーグルトよりしっかりしたヨーグルトで、日本だとこれは飲み物ではなく食べ物だろうと思う)を飲み物としてよく飲むのですが、An-chanさんが「牛乳にします?ヨーグルトにします?ヨーグルトと言っても日本と違ってなんとかかんとか・・・」と説明せずに、普通のことのように言ったことに感動しました^^。
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ニシュ近郊をいろいろ見て回る

ずっとAn-chanさんさんとAn-chanさんの旦那様におんぶにだっこで、この辺の有名どころを観光させていただきました。でもどこも車がないと行けないようなところばかりなので、いや本当に助かりました。しかもAn-chanさんの旦那さんの完璧なガイド付き・・・。どうもありがとうございます。

骸骨タワーは圧巻でした。オスマントルコに征服されたときに、トルコがセルビア人を殺し、みせしめとしてその顔の骨で塔をつくったのがこれだそうです。今もぽつぽつとのこっている骸骨がありますが、塔一面に顔の大きさで穴があいてあるところをみると、できた当初はほんと塔一面に隙間なく骸骨があったのでしょう。これを街にたてることによって「トルコに逆らうとこういうことになるぞ」という脅しの意味があったようです。それにしてもスゴイ・・・。


オスマントルコ時代の遺跡、メディアナ。今は修復中の部分が沢山ありましたが、敷地の中にはなんでもあったのだな、と実感。トルコのハマムや、大広間など、大きい空間で沢山のスペースがあいていました。晴れているので暖かく見えますが、風がすごくて、ものすご〜〜く外で見て回るのが寒かったです。一緒に案内してくれるAn-chanさんのおなかが心配でした。


ニシュからしばらくブルガリア方面に車を走らせると、ごつごつとした岩場がずっとつづきます。An-chanさんに修道院にいってみたい、と言った時は、こんなにも山奥?だと思わなかったのですが、旦那様運転ありがとう。トラックとすれすれですれちがったり、うねうねした道もあり、結構大変でした。


でもそのかいもあって、その奥に見えてきたセルビア正教の修道院はステキで感動。絶対こんなところまで普通の観光客だったら来られません!感謝です。修道院には沢山の僧侶がうろうろ?していて、本堂を案内してくれました。それにしても、いでたちは「僧侶」って感じの黒尽くめでものすごく雰囲気がでている方々なのですが、その姿で車をばりばり運転したり、携帯でメッセージをものすごい早さで入力していたりするのをみると、なんかちょっと可笑しくもありました。そして案内してくれた僧侶さん、男前〜。年齢不詳なかおだったけど、いくつぐらいだったんでしょうね。若かったとしてもなんか顔が深かった(濃いといういみではなく)。あ、でもおひげが白かったから、やっぱり年配だったのかな。でもそれにしてはなんかセクシーで若々しかった。修道院での生活がなにかこうさせるのでしょうか??


かな〜〜〜〜〜り保存状態がよい本堂。丸みを帯びた内側一面にイコンがびっしり。これでぜんぜん修復作業してないんだそうです。こういう修道院はかなりの珍しさでしょう。絶対普通はぼろぼろだったり、または修復してあったりするのですが、ここは本当に昔のまんまなんだそうです。


描かれたイコンには不思議な文字が。今セルビアでつかわれているキリル文字ともまたひと味違う、不思議な文字。昔の文字なんだそうですが、An-chanさんの旦那さんも、一生懸命想像を膨らませて読もうとしてもなかなか読めない代物なんだそうです。文字の上になんか補助文字がついているのってなんか好き。日本語のふりがなとかもなんかかわいいとおもう。ヘブライ語のニクダーとかも。


本堂を見終わったら、僧侶の方にお部屋にお招きいただき、ラキヤというものすごい強いバルカン特有のプラムでつくられた蒸留酒をいただきました。たしか40度以上だったと思うのですが、僧侶の人たち、くいっとのんでました。確かにこの山奥で寒さをしのぐにはいいアイディアですが、なんとなく「酒を飲む」ということが「僧侶」と結びつかなくて、なんだか面白かったです。

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自己紹介:
そのへんのオババ。
高校はメキシコ。
韓国や中国に仕事で在住。
その後東京へ舞い戻っております。
地球を90カ国ぐらいウロつく。
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2006年

地球のほほえみ 臼井純子写真展

2007年
家族のほほえみ 臼井純子写真展

キイトス茶房様にて開催致しました。皆様のお陰で、無事に終了することが出来ました。本当に有り難うございました!!
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