このまえのアメリカ・ココリコの話題のときちょっとだけ触れたんだけど、ヘブライ文字は形的にぱっと見文字が似通っているものが結構あったりしてなんかめんどくさい。
でもその件に関して言えば、日本語の文字だって結構そういうややこしさがあるもんだ。外国人などに五十音図を教える時も、「この文字とこの文字が混合しやすいですよ」と先に教えてあげると、あとでいつまでたっても間違えてしまうということが避けられたりする。意識的にどこが違うのか見比べて記憶して行くことができるので速いのだろう。
例えばひらがなの場合、
あ・お
あ・め
め・ぬ
い・り
さ・き
さ・ち
こ・に
く・し
し・つ
は・ほ
わ・れ
わ・ね
ろ・る
などなど・・・。普段日本人にとっては似てるように見えることさえ気づかなかったりするけど、初めて文字を勉強するとき、しかも50近くあるもののなかに似ている物があると混乱するし、「ぐおおおおお!もっとそれぞれ違う形にしろや!」と思うでしょう。
しかも。
日本語にはさらにカタカナが迫ってくる。
ク・ケ
ク・タ
ナ・チ
チ・テ
ス・ヌ・マ
マ・ム
ソ・ン・ツ・シ
ユ・コ
コ・ヨ
ウ・ワ
ワ・フ
フ・ラ・ヲ
カ・ヤ
ヤ・セ
カタカナとひらがなの場合、
フ・つ
ラ・う
レ・し
ニ・こ
などなど・・・。と、数が多いだけではなく、ややこしいのでかな〜り手強いはずなのだ。
そういえば、以前の同僚で、ロビンソンさんがいたんだけど、彼が日本語で書類に自分の名前を手書きで書いた時、「ロビソソソ」になっていて、まじめな書類だったのに吹き出してしまった記憶がある。ロビソソソって・・・(汗)。
これだけでも「大人になってから日本語を勉強する状況にならなくてよかったなぁ〜」と思えるのだが、さらに日本語には漢字が・・・。ああ無情。と考えると、ヘブライ文字を学ぶことなんて、間違えやすくても所詮基本は22文字なので割と簡単、と思えてくる・・・かも??
【おまけ】
カタカナと漢字の場合
カ・力
タ・夕
ロ・口
ニ・二
ケ・ヶ
チ・千
ヒ・七
など。これらなんか、文章の中にいれないと、どっちがカタカナかさえ分からないものもありますね。(ちなみに左がカタカナ、右が漢字)
ひらがなと漢字の場合
え・之
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