最近暇をちょこちょこみつけては、
「インド夫婦茶碗」というマンガを読み進めていた。奥さんが漫画家で日本人、旦那さんがインド人の家庭なのだけど、出会いから結婚して出産・育児・・・などなど、日常のドタバタ?がマンガになっている本である。6巻まででているようなんだけど、5巻までやっとたどり着きました。あと1巻楽しみだなぁ。
始めは、「インド人のパートナーを持っている人のみが笑える内輪ネタとかばっかりなのかな〜?」と思っていたが、読み始めたら全然そんなことなく、別にパートナーが外国人じゃなくても育児マンガとしても楽しめるぐらいの勢いで、面白いです。すでに出産・育児を体験していない私はとくに「ウ・・・、まだ子供は居なくてもいいかもしれない・・・。」と思うぐらい赤裸々に育児などの大変さを痛快に書かれています。そしてまたそこにインドというスパイスがベースにあるので面白くてたまらない。
それにしてもこのマンガに出てくる主人公の
りんこさん(日本人の奥さん。漫画の著者)も大変そうだけど、旦那さんも年に休みが10日だったなんて・・・すごい働きぶり。インドでもレストランをやっていて、日本にきてからもレストランをずーっとやっている人のようなので、ほんとこの人の働くレストランはおいしいんだろうな、と思う。日本に来て「儲けのために急にレストラン始めました」というのとは全然違うと思います。今はその年に10日しか休めなかったところも辞めて、ご自分でお店をお出しになった様子。近々行ってみたいなぁ。
昨今、著者のマンガ家の方が日本人でパートナーが外国人、っていう本いろいろ出ていますね。そういえばこの前本屋で立ち読みしてたら、インドネシアのバリ人の旦那さんを持っている人が書いたマンガもあったなぁ。名前が思い出せないけど、結構あったかい場面とかあって和みました。もっといろんな国のパートナーが居る人がマンガ書いてくれたら面白いなぁ。マンガじゃなくて本にするとどうしても結論を書きたくなったり、たった一つの事実からステレオタイプ的なものを文章で表そうとしてしまいがちだと思うけど、マンガだとある日常の1コマの話題として、結論も理論もなくそのまま読めるところが心地よい。
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