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つーらんバァ

ばぁ茶んひなたぼっこ中。

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「水在月 大場玲子」AYUMI GALLERYにて [神楽坂]

大場玲子さんの、雨や水などをテーマにした個展が開かれる前の準備時間?にちょっとお邪魔した。ほとんどが墨+極細の筆で繊細に書かれたような展示で心打たれる。

今回は水在月ということで、雨などをいろいろな文字や墨絵で表現されたものが多く展示されていて、丁度今週末あたりから梅雨入りなこともあり、梅雨の雰囲気を深く感じられるような、ベストタイミングなんじゃないでしょうか^^。

この写真の展示は、この個展のお知らせハガキにもあるんだけど、一番上の部分が花が挿せるようになっているよう。金曜日には花がちゃんとかかっていると思います。




雨に関する言葉も大切にされていて、雨が入る2文字を5つ表現されている。すべて風情を感じる言葉で美しい。例えば、煙雨(けむりあめ)・・・霧と間違うほど細かい雨、密雨(みつう)・・・しとしと雨のこと、等など・・・。もちろん雨という同じ漢字自体もそれぞれの言葉にあわせた表情をもっていて、さすが〜とうなってしまう。




大場さんは、ロゴデザインも広く手がけていて、神楽坂で言うと、赤城神社の近くの古民家のお食事どころカドさんとか、神楽坂で人気の美容院SARASさんとかのロゴも制作されたようです。いつもよく見ているような看板を生み出したご本人にお会いするというのはなんだか面白い気分。どれも素敵なデザインで、奥深いロゴデザインの世界がかいま見られます。

大場さんはこんな繊細なアートを生み出しながらも、お話ししてみるととてもざっくばらんで、昔から知っているお姉ちゃんだったような錯覚を起こす親しみやすさが。

すてきな大場玲子さんワールドで、すっかり心があらわれました。

行ってみたい方、2006年6月14日(水)までですので、お見逃しなく!

【Useful Info】
大場玲子さんオフィシャルページ「兔書屋(としょや)」(各ページへのメニューは左上にあります)
アユミギャラリー


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「MIN Bossanova Live」Akagi Cafeにて [神楽坂]

Minさんのボサノヴァライブがアカギカフェで行われるということで、見に行ってみた。19:00からで10分前にはついたんだけど、中も外も満席だった。で、みんな廊下の席に座っていたんだけど、私たちはすみっこにあったカウンターの高い椅子をゲット。なので、カウンターで飲み物を飲みながら、ちょっとみんなより高い位置から眺められてむしろラッキーだったかも!?


Minさんの歌うボサノヴァには日本語の詩が重ねられている。結構ボサノヴァを歌う人ってブラポル語で歌う人がやっぱり多いのかな、と思うのですが、Minさんはきっと日本語で歌うことにこだわりがあるのかもしれない。ものすごく詩があったかくて、きもちがふんわり夢心地になった気分になるような、かわいらしい日本語がちりばめられたうた。とくにやまとことばは雰囲気が柔らかい分、またボサノヴァのメロディーと良く合うのです〜。日本語ってこんなにボサノヴァとの相性がいいんだなって再発見したような気持ちになる。

例えば、こんなフレーズがうたのなかにあった。「ぽかぽか 海はくらげさ 浮かんだ太陽が わらってる」こんなかんじの、詩を読んだだけでもなごんでしまうようなものをボサノヴァの浮遊感が合わさると、とんでもなくキモチがいい〜のです。あと、「あかね色のコスモス」という所もあったんだけど、「あかね色」なんてものすご〜く「和」な感じなのに、それがボサノヴァとよくマッチして、増々その言葉のもつあったかさが伝わるような。



マリンバの山崎さんとのセッションもとても素敵で、マリンバってメキシコにいた時を思い出す音色。とても心地よい空間を楽しむことが出来ました。MINさん山崎さん、どうもありがとう。

【Useful Info】
Minさんのライブを見てみたい方は、またすぐにライブがあるようです。行ってみたい方は、お見逃しなく!

■2006年6月17日(土)[17:00Open 17:30Start]Akagi Cafe(神楽坂)にて
6/17ライブ(Minさんの日記)


【Useful Links】
■Minさんのオフィシャルページ
Bossanova Min

■赤城カフェサイト
Kagurazaka Akagi Cafe

■赤城カフェブログ
LOVE & HEAL Today's Akagi Cafe

パイプオルガンコンサート 東京芸術劇場にて [池袋]

中学高校時代の同級生で、パリを拠点に活躍するピアニストの友達がいるのだけど、彼女から「7月に東京で演奏する」という連絡をもらった。平日のお昼時のコンサートは、普通のコンサートのように予約しなくても入れるという。へぇ〜。そんなのあるんだ、と思って、「ランチタイムコンサート」で調べてみると、そういうコンサートって結構都内各地であるらしい。大体12時台に始まって12時台の中で終わるものなので、近くにおつとめしている会社員の人などがお昼休みにちょろっと出かけられるコンサート。しかも大体こういうランチタイムコンサートはどこも無料らしい。ほぉ〜、そんなのあるのね、日本も結構すごいね。

いろいろ調べたら、池袋の東京芸術劇場では、毎週第三木曜日にランチタイム・パイプオルガンコンサートをやっているらしい。パイプオルガンが聞ける設備のあるところはなかなかないし、丁度こちらまで行く予定もあったので、寄って見ることにした。パイプオルガンも興味があったのだけど、カウンターテナーの聖歌と交互に演奏、みたいなことが書いてあった。私は中学生のときに聖歌隊をやっていたことがあるので、久々に聖歌も聴きたくもなった。

近くで仕事をしていたら、1ヶ月に一度ぐらい、こうやってパイプオルガンの深く重厚な響きと聖歌の透き通る歌声で、日々のいろいろなことをリセットしてすっきりと気持ちのいい時間に身を委ねてみる。そんな昼休みもなかなかオツなんじゃないかと思う。



【無料ランチタイムコンサートを開催しているところの一例】

■新宿
オペラシティ
サザンテラス
新宿三井ビル

■池袋
東京芸術劇場

■神谷町
城山トラストタワー

■虎ノ門
虎ノ門2丁目タワー


■溜池山王
赤坂ツインタワー東館
日本財団バウ・ルーム

■神楽坂
アグネスホテル

「田口輝彦作品展 空想古美術展 其の弐 -toy factry-」AYUMI GALLERYにて [神楽坂]

アユミギャラリーの前を通りかかったら、不思議な人形のポスターが目に留まり、思わず足を踏み入れてみました。

造形作家の田口輝彦氏の作品展。

このポスターも、中に入った感じもそうなのですが、遠目から一見すると「ピノキオみたいなカワイイおもちゃの世界かな!?」と思えるようなほのぼのとした雰囲気もあるのですが、じっくりみると全然そういうものには見えないパワーを持つ作品の数々に圧倒されました。


田口さんのホームページにも書いてありますが、「作品はご覧になる方が好き勝手に受け取って下さるのがいいのです」というお考えがとても私には心地が良かった。展示されていた田口さんの作品には、「天使A」などのシンプルな題名しかかいていないところにもそういうのが現れているのでしょう。題名にいろいろ込められていたりすると、それを通してしか作品からのメッセージが入ってこないと感じる時があるので、「ああ、この方は、私のいい感じを分かってくれているなー」なんて勝手に思う始末。そして、作品からはなんというか、エネルギーというのでしょうか、そんなかんじのものをビンビン自由に感じることができました。


不思議な人形達は、からくり(?)が仕掛けられてあったりして、動かすことが出来たりします。オブジェクトが動的であるところも、また強く何かを感じる理由の一つになっているのかもしれません。自動的に動くのではなく、見た人が「自分で」動かしてみられるところにまた意味があるなぁ、なんて感じます。

この左の人形は、上の人形と同じなのですが、上の人形から、手や翼を隠したり、顔を奥にしまって全然ちがう顔の扉を顔の前にかぶせることができるようになっています。天使は、自由に使えていた手も隠して、全く違う人の仮面をかぶってしまい、なんだかつらそうです。


これは狭い箱の中に人形が入っていて、それを3つの扉で開け閉めするようになっているもの。扉がジグゾーパズルのような形なのも気になりますが、実際、例え一つの扉でも閉じてみると、ものすごい私は恐ろしいような感じを感じてしまいました。

なんかできればそうは考えたくないのですが、アウシュビッツの立ち牢(人が立つのがやっとの牢屋に入れて扉を閉め、動けない状態で放置して殺す牢屋)が頭をかすめてしまい、おもわずくらくらしてしまったほど。

また、この人形が半笑い?しているところも釘付けになってしまう理由の一つで、何とも言えないんですね。


この子は本当の心をいつでも隠せるように、胸に扉をもっているのかもしれません。顔も、まっすぐしか見えず、四角い型にはめられた姿は、なんかいろいろ感じるものがあります。この四角い型は、この子にとってなんなんだろうなぁ、なんて思い出すと、本当に、人形一体一体の前から離れられなくなり、じーっとみたり、なにかいろいろ動かしてみてはまた、うーんとうなってみたりで、なかなか深い時が過ごせます。

この人形達の産みの親である田口さんともちらりとお話しさせていただいたりしたのだが、ゆったりとした時間の中で穏やかに暮らしている感じの、一緒にいてこちらまで気持ちがふんわりするような雰囲気をお持ちのダンディーなお方なのですが、この方からどうやってこういう作品がうまれてくるのだろうと、なにか作品ににたような素敵な不思議さをいい意味で感じました。

すっかり作品の虜になってしまい、出るのに後ろ髪を引かれましたが、とても良い空気の中で充実した時間を過ごすことが出来ました。



これは、一見みんな同じように見えるんだけど、各自あちこちについている引き出しをあけると、全く違ったものが入っている、というもの。ベトナムのお金が入っているのもあれば、卵が入っているものもあり、そこを開けてみないかぎり大まかに似て見える人形一つ一つに、個性が感じられて面白い。

この田口輝彦氏の作品展は、次の水曜日(2006年5月17日)までですので、ご覧になりたい方はお早めに、お見逃しなく!

アユミギャラリーの地図はこちらです。
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ばぁ茶ん
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非公開
自己紹介:
そのへんのオババ。
高校はメキシコ。
韓国や中国に仕事で在住。
その後東京へ舞い戻っております。
地球を90カ国ぐらいウロつく。
■感謝
2006年

地球のほほえみ 臼井純子写真展

2007年
家族のほほえみ 臼井純子写真展

キイトス茶房様にて開催致しました。皆様のお陰で、無事に終了することが出来ました。本当に有り難うございました!!
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