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つーらんバァ

ばぁ茶んひなたぼっこ中。

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サラエボ

同じボスニア・ヘルツェゴビナという国でも、Mic'oさんの住む地域はセルビア人地域、首都のあるサラエボはムスリム地域、と大きく分けられるようで、サラエボはぐっとトルコチックな感じがしました。もちろんMic'oさんの住むところにもモスクもあったし、サラエボにも教会やシナゴーグなどもあるのだけど、全体的に、な話。



路地をあるいているだけで、なんだかかわいらしい感じです。


パステルカラー調模様のモスク


でも絨毯はやっぱりこんな色具合


かわいい小さいレストラン


「ボスニアの歌声」だか「ボスニアの涙」だか、そんなかんじのメニューを頼んだら、こんな感じのがでてきました。


第一次世界大戦の発端となったサラエボ事件の現場の橋


寒いせいか、店先に肩を寄せ合ってずっと動かないハトたち。


日本からの寄付です、とちゃんとアピールしてあるバス。
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スラバ体験

Mic'oさんのまわりでスラバというお祝いがあるというので一緒にお招きいただきました。スラバというのは、セルビア正教のお祝いで、それぞれの家には守護聖人がいて、その守護聖人に該当する日に周りの人をお招きしてお祝いするのだそうです。メキシコに居た時、みんなカトリックだったので、それぞれ個人のサント(聖人の日)というのはあったのだけど、「家の聖人」という概念はなかったように思う。でもこれって、結婚して新しい家庭が誕生したときに、こういうのを設定すると、年に一度大勢の人を招くきっかけになり、おもしろいなぁ、と思った。しかもどの家庭もやる訳なので、招き合って家単位で結びつきも深くなるんじゃないかなぁ。まぁ、もちろんやるときは大変な準備になるので、実際我が身にふりかかってきたら、私はなかなかちゃんとできなそうだけど・・・。写真は神父さん(日本語でセルビア正教のこういう人はなんていうのかなぁ?神父さん?牧師さん?ラビではないし・・・。)がお祈りしてくれる式の最中。


以前にユダヤ教の儀式のあとに食事、というやつに参加したのだが、1時間も永遠と儀式がつづき「もう耐えられない、食べさせろ〜」としびれを切らした経験がある。なんかユダヤ教の儀式って我慢大会状態のものが多いイメージがあるのだけど、私は1時間でもう無理だったのだけど、家庭によってはそこが4時間ぐらいかかるところもあるらしいとのこと。そんなこんなで宗教儀式のあとに食事、というものに最近びびっていたのですが、このセルビア正教のスラバは、わりと儀式はさくっとおわり、すぐに食事にはいることができて、胸を撫で下ろしました。というわけで、かなり楽しかったです。


スラバについては、Mic'oさんの以前のブログの「ちょこっと 近況」の『行事終了!』や、An-chanさんのブログ「はじめての人のセルビア生活」の『スラバ』や『スラバ!前編』や『スラバ!中編』や『スラバ!後編』などを見ていただけると、より詳しく理解できると思います。


お肉。やっぱりお肉。お肉がなくちゃはじまらない!?私はあまり沢山お肉が食べられないので残念でしたが。また、ここに出している写真以外にもたーくさん料理があったのですが、全部載せられないのが残念です。ほんと準備した人たち大変だっただろうなぁ。


お菓子もいっぱいあります。小さいものを沢山大きなお皿に並べる方式がスラバではよくあるようです。その小ささといろんなものがいっぱいなところがなんだかかわいかったりします。こうやって常にテーブルにおいてあるものもたくさんあって、さらに家の人がお客さんのペースにあわせてサーブしてくれるものとあります。


ロールキャベツなんですが、日本のと違って、キャベツが既に酢漬けになっているものを巻いているので、すっぱさが倍増で中のジューシーなお肉とのハーモニーがたまりません!これ第一のお気に入りで、遠慮なくばくばく5個以上も食べてしまいました。うますぎるうますぎるうますぎるー。


なんの意味があるのか聞くのを忘れたか、聞いたけど忘れたのかもすっかり忘れてしまいましたが、豚のお頭にリンゴをかませるスラバの伝統的な一皿。けっこう東欧のあちこちで豚ってまるやきになっていたり、なんかそのままの形で焼かれたものをみることが多かったような気がする。どうも生々しくて進んでは食べられませんが・・・。


お客さんの中にMic'oさんの子育てのことについて口をはさんでくる人がいたのだけど、言われたらMic'oさんは黙っておらず、真っ向からその人に立ち向かっていた。ここではだまって言われっぱなしだとつけあがられるので、じゃんじゃん言い放つのがいいということですが、もちろん言語は完璧なMic'oさんなので言語で負けることはないだろうけど、それにしても凛々しかったわ。さすが高校時代に中南米で生き抜いてきたベースがあるわ、となんか改めて同士だとおもってじーんとした。私も中国韓国では向かってくる人には真っ向から戦ってました。食堂のおばちゃんにつっかかられてそのとき着ていたTシャツをやぶられても、ガッツリ言い負かしたりしてましたもん。芯の強いMic'oさんをみて気持ちがよかったです。さすがMic'oさん世界中どこでも生きていけるでしょうな。

デルベンタでMic'oさんにお世話になる

Mic'oさんの住むボスニア・ヘルツェゴビナはデルベンタにお邪魔しました。朝早く着いてしまったのに旦那様にバスターミナルまで迎えにきていただいてしまいました。ありがとうございます。Mic'oさんとは高校の時の中南米留学仲間の同期で、私がメキシコにいたとき、Mic'oさんはチリにいたのでした。同じ頃に同じことをやっていた仲間というのは本当に面白いもので、Mic'oさんに会ったとたん、お互い(多分?私だけじゃないよね^^;)話がとまらなくなりました。高校の時の現地での話や、それからもうかな〜り長い時間が流れている訳ですが、その送ってきた人生についてなど等々・・・。Mic'oさんは何かといろいろ経験しているだけあって、私には刺激的で面白いです。ひゃー、そんなことあったの、こんなことあったの、うわあ、まじで!?みたいな話をずーっとお互い(多分?)していました。やっぱMic'oさんおもしろすぎ。

他のラテンアメリカ留学仲間のなかでも、その後そのまま、スペイン語を話す国々と関係する人生まっしぐらの人も結構いるのですが、私は「あんだけ中南米やスペイン語にどっぷりな高校生活をおくったにもかかわらず、その後、あまりそれと関係ない地域と関係した人生になっている」ところにMic'oさんとのシンパシーを感じたりして。Mic'oさんはぜんそくがでて夜眠れなかったと言っていて、しかもそんな状態の朝私が6時過ぎに到着してしまって、そこから話が始まってしまったので、かなりつらかったんじゃないかと思うけど、コーヒーをいれてくれたり、なんだかんだと本当にどうもありがとう!おなかがすくかと思ってか、話をしながらさっとでもケーキを焼いてしまうMic'oさんはすごい。子供のミッシュもかわいすぎ。このうちで誰も教えていないし、使ってもいないドイツ語ですが、TVでドイツの番組がそのままはいっているらしく、ミッシュは時々「ダンケシェーン」とか言っていた。子供ってすごい。

夜旦那さんがいろいろ案内してくれたのですが、暗くてぜんぜん写真がとれなくて残念でした。なので、昼に別のところでとった写真をば・・・。ここは結構まだまだユーゴの内戦のつめあとが色濃く残っている建物がそこら中にありました。もちろんきれいに改装したところもあったし、新しい建物もあったのですが、そういうところは写真にとらなかったので、こんな写真をのせるとこんなのばっかりだと思われてしまうかもしれませんが・・・(いや、でも、実際結構ありました)。この写真は民家で屋根が吹き飛ばされて、銃弾の後がのこっているお家。

これは薪を売っているお店っぽいのですが、こちらもボコボコのまま。Mic'oさんの旦那さんは夜にいろいろ案内してくれたとき「ここは以前とってもきれいな街だったのに・・・」といういい方をしていて、その修羅場を体験してきた人の口から聞くと、涙が出そうでした。ユーゴ内戦なんてほんとこの間までやってましたもんね。とくにここはクロアチアとの現在は国境となっている民族ライン(まぁ、民族ではないのでしょうが。宗教ライン?)がちかく、いっぱいクロアチア人がせめて来たんだそうです。

カフェ。男の人がいっぱいで煙がもくもくです。中国商店にいた青年に中国語で話しかけたらものすごく喜ばれてしまい、ここにつれてきてもらってチャイをごちそうになる。ヨーロッパ中どこでも中国人はあふれているとおもうけど、ここデルベンタでは4人しかいないんだそう。いろいろ苦労して大変だという苦労話をずっと中国語でできるのがうれしいようで、話がとまらなくなってしまった青年。がんばるのだよ。
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HN:
ばぁ茶ん
性別:
非公開
自己紹介:
そのへんのオババ。
高校はメキシコ。
韓国や中国に仕事で在住。
その後東京へ舞い戻っております。
地球を90カ国ぐらいウロつく。
■感謝
2006年

地球のほほえみ 臼井純子写真展

2007年
家族のほほえみ 臼井純子写真展

キイトス茶房様にて開催致しました。皆様のお陰で、無事に終了することが出来ました。本当に有り難うございました!!
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