さて、モロッコの旅はここからメインです!わが友7jo君の働くティゲドゥイン村へ向かうのですー。大学時代7jo君が時々出かけようと誘ってくれたのですが、いいよというと、ヘルメットを貸してくれるのです。もちろん、「オレのバイクで高原にでも行こう」とかいうためのヘルメットではありません。工事のおじさんがかぶっている安全第一のやつ・・・。それをかぶって一緒に山に行って、石を掘ったりします・・・。えーっと、そんなお茶目な7jo君はそのまま地質学をきわめて専門家になっていて、今は青年海外協力隊でモロッコの僻地に派遣されているわけです。じゃないと、こんなところにはなかなか住めませんねー。彼がいなかったら今はモロッコには来なかったかも?彼の住むティゲドゥイン村は、ガイドブックにガイドされていないのはもちろん、ガイドブック上の地図にさえ載っていないような、アトラス山脈の中の村です。
7jo君の説明ではグランドタクシーという乗り物で村に向かうのだが、タクシーの大き目のものかワゴンみたいなものかと思っていたら、通常のタクシーに6人詰め込むだけの乗り合いタクシーでした。ぎゅうぎゅうに詰め込まれて身動きも取れないまま、どんどんアトラス山脈の中に入っていきます。マラケシュの喧騒とはうって変わって、土壁の集落が見えたり、アトラスの雪化粧が近づいてきたり、はてしなく絶景になっていくなあ、というところで村の中心、ラルバに到着。
これがラルバだーー。まだここには電気が通っていて、村の中で一番栄えているところみたいです。赤土で稜々とした大地なのに、水も緑もたっぷりある不思議な空間。とってもステキなところで、川の流れの音を聞きながら、ずっと道端でたそがれていたくなるようなところです。
川がとってもいい感じで落ち着く。この橋(?)をわたると隣の村のほうにも行けます。
小学校の前で遊ぶ子供たち。
道端にテントを張って散髪中~。
馬も大事な交通手段。
お母さんたちは川へ洗濯へ行きました。
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