コズさんは助産師さんとして派遣されているため、村の中心ラルバともっと山奥のタマルート、そしてもっともっと山奥、などの泊りがけの2重生活をしている。山々の集落を歩いてまわって検診をしたり、いろいろ教えたりしているみたい。ヨボヨボの私と比べてものにならないぐらい足腰がしっかりしていてすごすぎる。ラルバからタマルートまで今は四駆車で人が集まるといけるようになったらしいが、以前は交通機関がなく、片道2時間を毎週2回通っていたそうな・・・。す、すごすぎる。だってタマルートは山奥の入り口なだけで、そこからまた山々を越えていくんです・・・。同じ日本人とは思えない強靭な体力・・・。すばらしい。・・・というわけで(?)、今回は金魚の糞のようにコズさんの検診についていき、山奥のほうのコズさんの住居にとめてもらうことに。突然来た7joくんの友達というだけで、コズさんとはここでまったくはじめましてでしたのに、こんなにいろいろよくしてもらって本当にありがとうございます!!
タマルートの中心部到着!
ラルバも含めてティゲドゥイン全体がベルベル人の村らしいのだけど、ここはまた道ゆく人々からもベルベル度をびんびん感じるところです。カラフルな衣装を着て、大きくて重い荷物を運びながら、女性もみんなよく働く。
村の人たちは、コズさんが検診してくれることを知っているので、コズさんをみつけるやいなや集まってきて、「子供が熱出しちゃって!」「血圧をはかっておくれよ。」などなど、目をきらきらさせながら頼りにしてきます。こんなに地域に受け入れられて根付いているコズさんはスゴイ。もうここになくてはならない存在ですねー^^。それにこんな電気の通っていない山奥で活躍できるような技術をもっているということはやっぱりステキだなーと思った。私の貢献できそうなことって電気が通っていないところではまったく意味をなさなそうだもの。
面倒見のいいコズさんは、子供たちが集まってくると折り紙を教えてあげたりして、みんな喜んでいた(いたずらっ子たちが折り紙を破壊しても根気よく教えてあげるコズさんの忍耐力には脱帽)。一緒に一山超えておうちに帰ってみた。まぁー、それにしてもここの子供たちのかわいいこと!ここの子供たちの写真はまだまだあるので、ギャラリーブログ
「地球のまなざし」のモロッコカテゴリーほうにアップしていこうと思っていますので、よかったらお楽しみに!
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