なんだか今年の後半は食べ物の話ばっかり書いていたような気がしますが、このブログに登場したレストランの数よりもずっと多く外で食べていました。だけど、残念ながら「まぁ普通に美味しいかな」以上のレベルではなかったところや、接客がいまいちで気分がよろしくなかったところや、その他諸々の理由でなんだか総合的に一定ラインの満足がいかなかったところは書きたくもなかったので書きませんでした。きっとそういうところには自分でももう行かないだろうし、書くこともないか、と思ったので。
吉祥寺の「ぶぶか」、ここは油そばで有名ですね。汁なしラーメン。でも私が頼むのは汁があるラーメンの方です。私がここによく来ていたのはのは8年ぐらい前。当時は「わぁ、こんなおいしいラーメンがあるんだ!」と感動したものです。今も変わらずいつでも外に行列が出来ていて、すぐに入れることはとっても珍しそうな感じですが、すごーく久方ぶりに今日行ってみたら「こんなもんだったっけ?」と思った。
美味しいのだけど、以前の感動はなかった。昔はスープをひとさじ飲むごとに幸せを感じたんだけどなぁ。あれからここはカップラーメンを開発したり、吉祥寺以外にもいくつも店舗を出したりしてきたようなのだが、それで集中力がなくなって味が落ちたのか、それとも長年のなかで私が美味しいものを食べてきて舌が肥えたのか・・・。でも基本的には、とんこつとまっすぐな麺がうまい具合に合っていて、しかもギトギトとんこつではないさっぱりしたわりとスープ。でも背脂やチャーシューにしっかり脂がのっていたりします。昔のノスタルジーを忘れて普通に食べると普通においしいかもしれません。昔と変わらないのは、ラーメンを作る若者達(昔は若者とは思わなかったのだが・・・。私も年をとったものだ。わはは)が黒いTシャツで和風バンダナを頭に巻き、きびきびと動いていてなんか生き生きしていてかっこいいんだよね。うむ。
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