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ばぁ茶んひなたぼっこ中。

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未亡人?

先日の未婚とはなんだ?と考えていたとき、「未」という意味をもう一度良く見つめてみた。

「未」というものは漢字語につく否定の副詞で、基本的に未の後ろにくる漢字の意味を「まだ+(何か)+ない」という形で否定するものでしょう。だから未婚とは「まだ+婚+ない」ということになる。

それをふまえて思ったこと。

そういえば、なんで、夫に先立たれた人って「未亡人」っていうのだろう?
だって、夫はもう死んじゃっている訳だから、「まだ+亡+ない+人」というよりも「もう+夫+亡+人」という感じで「既夫亡人」みたいに表した方がいいのでは?

と考えながら、「未亡人」を辞書で引いてみましたところ、

---------------------------------------------------------------
〔夫に死なれて共に死ぬべきなのに生き残っている人の意で、元来は自称の語〕夫に死別した婦人。やもめ。寡婦。後家。びぼうじん。
---------------------------------------------------------------

!!!なんと。
未亡人は「未亡人」で正しかったのだ。
夫の後を追って共に死ぬべきなのに”「まだ+亡+ない+人」・・・・・・・・。
ここここ、こわいよーーー。現代はそういう意味はなくなっているとはいえ・・・。怖いからこれから未亡人という言葉は使わないようにしよう〜。
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未婚・既婚の意味と使い分け

日本で生活していると、様々な場面で、「未婚」であるか「既婚」であるか記入しなければならない場面に出くわします。そして、その場合、未婚か既婚かの2つの選択肢しかないことがほとんどのような気がします。まぁ、結論から言えば、そんなものはテキトーに答えておけばいいのでそうしているのだけど、いつもなんかしっくりこない感が微妙に残るのも事実かもしれません。

結婚していない状態-------(1)-------->結婚------------(2)------->現在
↑このような方の人生は、(1)が「未婚」で(2)が「既婚」なわけで、こういう質問に迷うこともないでしょう。

でも、
結婚していない状態-------(1)-------->結婚----(2)---->離婚----(3)---->現在
↑このような方の人生は、(2)の時は「既婚」でしょうが、(3)になってから、「ハテ、私はいまさら”未婚”なんて書いていいものだろうか?」と迷うのではないだろうか。

オンラインの三省堂提供「大辞林 第二版」で「未婚」「既婚」を調べてみたところ、
未婚・・・まだ結婚していないこと。
既婚・・・すでに結婚していること。
とあります。・・・・そ、それだけかっ!と突っ込みたくなります・・・が。

「〜ていないこと」ってなんだろう。「まだしたことがない状態」なのか「今していない状態」なのか。「まだ結婚していないこと」という文章は、文章的には「結婚していない状態」というよりも「まだ結婚をしたことがない状態」という感じもします。「既婚」という言葉だって、(3)の状態の人から見れば「”既に”私は過去に結婚してるよ?だから既婚?」という気もしますよね。

まぁ、離婚した後の状態を想定していない分類の言葉なのかもしれませんね。

じゃぁ、提出書類などで、「どうして未婚か既婚かを聞くのか」というシチュエーションを考えてみると。

A「役所や保険作成などの、法律が関わってくる提出物」の場合:
この個人が法律的にどういう立場なのか聞きたいための項目であろう。なので、(3)でも当然「未婚」。ここでは戸籍上の配偶者がいるかを確認したいんだろう。

B「産婦人科の問診票」の場合:
ここでは治療するにあたって、どのような性生活があったかを聞かなければならないための質問だと思う。なので、(2)がある程度の期間があったならば(3)の人も答えるべきは「既婚」だけど、これも現代となっては意味があるのかよくわからない。(1)の人だって驚くような性生活を繰り広げているかもしれない訳だしね。

C その他の場合:
ノリでテキトーに答えておく。

要するに問題は
「未婚か既婚かを問う質問で、なぜそれを聞きたいかということと、その選択肢が両方はっきりしないものだ」
ということなのでしょうか。聞く必要があるなら、質問と選択肢を、もっと工夫するべき?

例えば、Aの場合だったら、
質問:法律上の配偶者についてお伺いします。
選択肢1:現在戸籍上に配偶者がいる(外国人の場合も含む)
選択肢2:現在戸籍上に配偶者がいない
だと、非常に分かりやすい。

Bの場合だったら、
質問:治療に必要な情報なため、性生活とパートナーについてお伺いします。
選択肢1:性生活をともにする1人の特定のパートナーがいる
選択肢2:性生活をともにする複数のパートナーがいる
選択肢3:とくにそのようなパートナーはいない
だと非常に分かりやすい。でも答えにくいかも。でも知りたいことははっきり分かる。だって、婦人科って、未婚/既婚の質問の他に、どのくらいの頻度で性交しているかとか中絶経験はあるか、とかそういう記入項目があるぐらいなんだから、このくらいはっきり聞いても、その流れで書けるんじゃないか。

Cの場合は、聞いたところでちゃんとした結果もでないため、意味がないので聞くのをやめる。

などなど、解決方法(?)はいろいろあるのでしょうか。なーんてね。

タイ語の月の名称は機能的!?

タイ語の1月から12月の名称は日本語や韓国語や中国語(やその他?)のように数順列は使わず、名称です。すべての月の名前のはじめにつく、「ドゥーァン」は「月」の意味で共通なので、それを取り除くと、名称+後ろについているものが残ることを発見。ちょっと見てみてください。名称は黒文字、後ろについているものは3種類あるので色をつけて区別してみましょう。

1月・・・マカラーコム
2月・・・クゥパーパン
3月・・・ミーナーコム
4月・・・メーサーヨン
5月・・・プルトサパーコム
6月・・・ミトゥナーヨン
7月・・・カラカダーコム
8月・・・スィンハーコム
9月・・・カンヤーヨン
10月・・・トゥラーコム
11月・・・プルトサチカーヨン
12月・・・タンワーコム

つまり、終わり方が、コム、ヨン、パンの3種類あるわけなんです。なんかピンときました??




実はこれ、タイ人の友達に言われてはじめて気づいたんだけど、コムで終わる月は31日までの月、ヨンで終わる月は30日までの月なんだそうです!!気づいていなかったので聞いたはかなり感動してしまったんだけど、感動しませんか?(しないか・・・?)だから、タイ人は、その月が何日まであるかって考えなくても瞬時に分かるらしい。これってすっごいシステムじゃない??私いつも、5月とか11月とか何日までだっけ〜?とか思っちゃうもん。とても機能的。

私が今まで覚えてきた言語の中にはこういう「月の日にちが何日まであるか月の名前で分かる」っていうシステムの言語はなかったんだけど・・・。ほかにもあるのかなぁ?


(*↑上記は、3年前にタイ語を勉強していた頃、昔のホームページに乗せていた文章です。今のブログに再度乗せなおしてみました。)

とりはじめ?

このへんのあちこちのゴミ回収場所によく貼ってある張り紙です。



年末から見ていたんですが、なんだかちょーっとしっくりこないんですよね、コレ。

何が気になるかというと、「とりおわり」「とりはじめ」という言葉。なんか妙にやまと言葉だなぁ、ということなのかもしれない。縦ラインの「古紙」「可燃」「不燃」が漢字な言葉だけに統一性がないというか。こちらも「もえるごみ」「もえないごみ」とかだったらバランスもまだ良かったかなと思うのです。

また、「とりはじめ」とかって、ゴミを出す側からするとなんとなくピンとこなくありません?「回収開始日」とかの方がしっくりくるような。ゴミ回収業界にも、「ああ、もう年の瀬だな〜」と感じる、回収最終日の「とりおわり」や、「これから新年、またがんばるぞ!」みたいな気持ちになる、年始の「とりはじめ」という業界用語?があるのかもしれませんが、「とりおわる」「とりはじめる」などという単語は一般の人にとってはゴミに関する用語ではないような気がします。

「とりはじめる」というのは回収する側にたっている言葉なので、回収される側に変換してみると「とりはじめられる」になってしまいますので、ますます意味不明で、潜在的に脳が混乱するのでしょうか。「回収」だったら、される側に変換しても「回収される」でしっくりくるかなぁ、と思ったりします。

まぁ、変な違和感は残りますが、意味はつうじるので、問題はないのですけどね^^。

水温と表現。水?お湯?熱い+水?

fumiちゃんのブログで、日本語での「お湯」というのをどうやって表現するか、みたいな話になっていたので、ちょっと思いつくことをつらつら書いてみようかと思います。もともとの話は、「ブログ用の50の質問/世界中を楽しむ編2/5」をfumiちゃんが答えていて、その中の質問「13 言葉での失敗談があれば教えて! 」というものにfumiちゃんが昔英語でcold water と言わなければ話がおかしくなるところを waterと思わず言ってしまった、ということから。

日本語で「水」という時は、H2Oを表していると思いがちですが、温度的にも低いものを表していますよね。日本語でH2Oは暖かくなると「お湯」となってしまい、「熱い水」といういい方はしませんもんね。で、普段なんとなくwater=水と思っているので、冷たい水を表すときに思わずそのままwaterと言ってしまうのは理にかなっています〜。

各語彙の範囲の長さはかなりテキトーですが、おおざっぱに言えば、日本語のH2Oの表現はこんな感じで表せるでしょうか。

■日本語

0度 
100度
----- 水 -----
----- お湯 -----
冷水
(温水?)
ぬるま湯
お湯
熱湯


英語の表現は、おおまかに以下のような感じかな?ま、もっと語彙はあるかもしれませんが。(こちらも語彙の範囲の長さはテキトーなので気にしないでください)つまりは英語のwaterには温度的意味は基本的にないわけですよねー。


■英語
0度 
100度
----- water -----
cold water
warm water
hot water
boiling/boiled water

日本語の方は水とお湯に1段目で既に分かれているので、1段目のいい方を2段目よりもをよく使うような気がしますが、英語では、waterでは物質そのものしか表していないので、日常で結構2段目のいい方も活躍したりしていて、存在感もありますよね。ですから、日本語では「コーヒーにお湯をそそぐ」でも「コーヒーに熱湯をそそぐ」でも違和感はありませんが、英語だと「コーヒーにhot waterをそそぐ」だとなんか違和感を感じてしまったり・・・。

まぁ、ここまではフツーの話ですが、では、他の言語ではどうでしょう?私の知る中では、スペイン語、中国語、韓国語、ヘブライ語ともに英語系の表し方です。つまりは、「温度を表す言葉+H2Oを表す言葉」で0度から100度までのH2Oを表現をします。もちろんその「温度を表す言葉」の多い少ないは各語とも違うでしょうが、少なくとも韓国語ぐらいは日本語と同じ表現方法をもっている印象ありませんでした?

「湯」という漢字のため、アジアで日本人がおもわず勘違いしそうになるのは、「湯」という漢字はアジアでは主に「スープ」を指すということでしょうか。まぁ、あたたかいことには変わりないでしょうが、日本語のお湯のことではないわけですねー。中国語で熱湯のお湯は「開水(開は沸騰するという意味)」、熱いお湯は「熱水」、あたたかいお湯は「温水」で、みんな「水」です。韓国語は「銭湯(日本語)」を表したい時は「沐浴+湯」といういい方をして、この場合、「沐浴スープ」という意味ではなく、もちろん、お湯のことを湯と表している訳ですが、そういう例外を除けば、基本的には中国語と同じ表現方法でしょうか。

私は個人的には結構「お湯」っていう言葉好きですー。なんか「う〜ん、あったまるぅ」という感じが伝わってきて。先ほどの日本語の表にある、「冷水」「温水」「熱湯」は漢字語で、日本固有の表し方ではないので、厳密に昔からの日本でのH2Oの分類は「水→ぬるま湯→お湯」の3段階だけだったかもしれませんねー。

あと余談ですが、「ぬるい」という表現も楽しいですよね。これは他の表現と違って、ただ温度を表した言葉ではなくネガティブな気持ちがこもった表現で、「熱いはずのものなのに、十分に熱くない!」ということでしょう。これを「熱さ不足」とか表現できる言語は多いと思いますが、「ぬるい」のように全く新しい単語が存在するというのは面白いです。似たようなニュアンスだとスペイン語のtibioが近いでしょうか?tibioは人間を形容するときにも「アイツまだ生ぬるいよな」みたいな日本語にも通じるようなネガティブ表現でも使ったりするようなので面白いです。

みなさんご存知の言語では水の温度表現はどんな具合でしょうか?
他にも日本語と同じような表現方法をつかう言語ってあるのかなぁ??



<追記>
上のエントリーを書いてから思いついたのですが、日本は活火山の多い国で、もともと何もしなくても自然に熱いお湯が存在していたのだなぁ、と思いました。だから水とお湯といい分けるようになったのかな??韓国なども「温泉」という名前のものはありますが、山は全部実質的に死火山なので、日本のような温泉文化とはちょっと違います。もしかしたら、「自分たちで手を加えなくても熱いお湯がいつもそこにあった」土地で育まれた言語には、H2Oをもともと熱さで言い分ける可能性があるかも?マオリ語とか、太平洋の温泉文化が豊かなところの言語ってどうなってるんでしょうなー。もともと熱いお湯がその辺に自然になかった土壌の言語はたしかに、自分たちで手を加えて温度を変えなくちゃ変わらないから、もともと1つの言葉に温度を表す形容詞、という感じになっていくのもなんとなくうなずけるような気が??
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その後東京へ舞い戻っております。
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家族のほほえみ 臼井純子写真展

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