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つーらんバァ

ばぁ茶んひなたぼっこ中。

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スペイン南端部



アルヘンシラスの人々はにこやかで陽気で暖かかった。道行く人々が¡Hola!と気軽に声をかけてきて、なんだか楽しい気分になり、気がつくと世間話を一緒にしてしている感じです。



町にはこんなタイル張りの建物とかあったりして、ああ、やっぱりアラブ圏が近いのだなぁと思いをはせる。



アルヘンシラスからモロッコに1~2時間かけて渡ることもできるけど、カディス方面にバスでちょっと行ったタリファという港からでると、ちょっと安くてしかも30分ぐらいでモロッコに行けます。タリファへの道沿いにはずーっと長い間たくさん風車が連なっています。



いざ出航~。どんどんタリファの町が小さくなっていく。



私はどうも船があまり得意ではないので、甲板でうつむいていたら、乗り合わせていたスペイン人のガイドさんが船酔いの薬をくれるという。でも、結局薬を飲まずに、船に乗っている時間が短かったので助かったワ。
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初めてのスペイン

私がスペイン語を覚えたのはまぎれもなく中米のメキシコであり、その後もラテンアメリカの方面ばかりでスペイン語を使ってきたからか、スペインに着いたとき、「ヨーロッパなのにスペイン語が通じる不思議な国」と感じてしまった。その言語を「”スペイン”語」と表現しながらも。

というわけではじめてのスペインである。スペインは危ないとかよく聞くが、みんな待ち行く人々は親切だった。マドリッドで地下鉄の乗換えのたびに人に出口を聞きまくったが、みんなこころよく教えてくれ、たまに一緒についてきて案内してくれる人もいた。夜行列車に乗り込むと女性ばかりのコンパートメントで、みんな「車掌がきたら切符をいったん預けて朝もらうのよ」とか、あれこれと教えてくれる。

そんなこんなしているうちにすっかり眠りにつき、目が覚めたら列車の窓からアンダルシアの丘の上の白い村が広がっていた。列車に乗りながらこんなアンダルシア名物(?)が見えるなんてラッキー。のんびりした丘でのんびりと草を食べ食べしている羊の群れなども多く、なんていいところに来たんだと寝ぼけまなこをこすりながら感動した。

カタール航空

カタール航空の利用は初めて。おとなりの国UAEのエミレーツは以前に乗ってとてもよかったが、カタールってどうなの?安いし?と思っていたら、予想以上に快適だった。座席はエコノミーにしては狭々しい感じもそんなにしない。座席の背もたれの上のほうの両端は、くるっと90度回転させると頭を寄りかからせることもできるので、枕感覚で気持ちがいい。私は背が低いので、背もたれの上の部分が枕のようにでっぱっていると、それが普通の人にとっては枕の位置にくる設計なのだろうけど、私には頭の一番高いところに来て、むしろ首が曲がってしまって寝ごこちが悪い。なので、このような頭の支えは大変ありがたい。



夜行便ではアメニティーグッズがでるが、靴下や歯磨きはよくあるにしても、耳栓やアイマスクまでついてきます。しかもポーチが首からさげられるのでもって行きやすいと思う。歯ブラシもその後の旅行でもしばらく使えそうな感じの折りたたみ式。気が利くなぁ~。しかもカタール航空は、ワインレッドとグレーでなにもかもちゃんと統一されていてセンスを感じる。



よく寝ているのに有無も言わさず食事で起こされている人を見るが、カタール航空では、シールを選んで座席に貼り付けておき、寝に入るときも意思表示をすることができるようになっています。「起こさないでください」「食事時に起こしてください」「免税品販売時に起こしてください」の3つ。もちろん食事のメニューも事前に配られるので、「うーん、このメニューなら食べたいな」とか考えられるわけで、気が利いています。エコノミーだと食事メニューが事前に出ない航空会社って時々あると思いますが、「チキンorフィッシュ」とか言われても、どういうチキンなのかどういうフィッシュなのかで選び方が変わるのになーといつも思います。食材だけじゃなくて料理法でも選びたいというか。



そういえば昔、「チキンorウナギ」といわれたことがありました。ウナギは確かにフィッシュではないかも・・・と思いながら、しかも英語だったのにUnagiと言っていた。確かに日本発の飛行機だったのだけど、確かエアカナダかなんかで、北米系の飛行機会社だった。別に日本人ばっかりという路線ではなかったような気がするが、2択なのに一方をいきなりウナギにするか~と、思わず笑ってしまった記憶が。最終的にどのくらい「ウナギ」がはけたのか気になるところ。もちろん私は「ウナギ」を頼みましたけどね。

カタール航空はお食事もやっつけ感がなくて、結構よかったですよ。


普通列車で東海道

「東海道」という響きはなんかステキな感じがする。なんだか浮世絵の世界の東海道五十三次が思い出されるノスタルジックでもあり、現代から見れば逆に新鮮な日本の昔話が目に浮かんだりもする。tou-kai-douという、子音母音母音x3のリズムの良さもそれを引き立てているに違いない。

飛行機や新幹線で関西までひとっ飛びするのは簡単だが、通常のローカル電車にのってじわじわ関西にたどりつくのも、またこれがオツである。乗り降りするのは通常その電車を利用している地元の人たちなので、そういうものを乗り継いでいくとゆっくりと文化がかわっていくのが伝わってくる。

東京から静岡まではあまりにも爆睡してしまい、富士山もいつ通り過ぎたのかわからないほどだったが、静岡をすぎてちょっといくと、電車にのってくるおばさんたちが「あ、ここ、あいとる、あいとる!」と言って空席めがけて歩いてきた。東京でそういう場面であれば、「あい”て”る」になるわけで、その小さな違いが逆にほほえましく、ああ、普通の電車にのっているのに、いつの間にか違う言語圏まで入ってきたのだなぁという興味のセンサーが働く。たくさんのお金をつかって、いきなりなにもかも違う異文化にぽんと入ってしまうよりも、こういう小さな違いに知らぬ間に足を踏み入れてしまうほうが、むしろ新鮮にさえ感じた。

体の調子が悪かったので、静岡の焼津と岐阜の大垣で駅のお手洗いに行ったのだが、びっくりしたのが、駅のトイレなのに、なんと改札の外にある!これじゃぁ、駅を利用しない人もつかえるだろうし、東京なんかだと犯罪や麻薬の温床になりかねないから、ちょっとありえない設置だと思う。そんな心の広いトイレ(?)にしばし感動し、しかも外にあるのに結構きれいで紙もちゃんと配備されているところにのけぞりもした。

途中、静岡県を通る電車の中で静岡県警の募集広告をよく見かけた。私が見ないだけかもしれないが、東京ではこういう募集ポスターってあるのだろうか?自衛隊のならみるけど。そもそも、ニュースとかで○○県警というのは聞くが、東京都警というのは聞いたことがない。私が無知なだけで、きっとあるんだろうけど??まぁ、それはいいとして、その静岡県警の募集の試験内容に「柔道・剣道」とあるが、これはわかる。でもその上の「ポルトガル語・北京語」というのにはびっくりした。警察官も語学が要求される時代なのね、と日本の未来が楽しみにもなったりした。静岡県ではブラジル人や中国人が多いから、ポルトガル語・北京語という選択になっているのだろうけど、他の県の県警試験ではどうなっているのだろう?その県に多い外国人の言語が反映されていたら面白いなぁ、と思ったりして。

あと、いまやテロ防止のため東京の地下鉄にはなくなってしまった「構内のゴミ箱」がある駅が多かったような気がする。東京でもJRの駅にはあるのかもしれないけど。

これは東京でどうだったかはっきり思い出せないんだけど、ちょっと違和感があったのは、路線でどこの駅に止まるかというアナウンス。たとえば、東京行きの中央線だとしたら、「この電車は東京行きです。停車駅は○○駅、○○駅、○○駅、終点東京駅まで参ります」のようなアナウンスが東京ではあったような気がする。なにがポイントかというと、次々と駅名を読み上げる最後に、終点の駅まで言うところである。でも、東海道で西に向かっていると、どこの駅からだったか、駅名読み上げの最後は、終点の1個前の駅までしか言わないようになった。たしかに上のアナウンス例では、はじめに「この電車は東京行きです」といっているため、終点は東京だということは最初に言っていることになるわけで、もう一度言う必要はない、という理論のため省略されているのかもしれない。でもそれに慣れてしまっていた私としては、もう一度ちゃんと終着駅まで繰り返してもらわないと「あれ?その駅まで行かないのか?」という気分で何度も再確認しそうになった。

東京から関西空港に着くまで11時間もかかったはずなのに、上記のことをみたり考えたりした時間や乗り継ぎ以外は、いつのまにかほとんど睡眠にあけくれていて、長旅でぐったりしたというよりも、むしろ十分な睡眠時間が確保できて非常にスッキリしてしまった。青春18キップを1日分2,300円で譲ってもらってそれだけを使ってきて、しかも関西空港についたところで、空港から市内に向かおうとしている女の子に声をかけた。彼女はJRで1,150円ぐらいのところの家まで帰る予定だったので、今日中はまだ使える私の18切符を500円で譲った。彼女はかかるはずだった金額の半額以下で家に帰れることになってとても喜んでくれ、当の私は2,300円-500円で、1,800円で東京から関西空港まで来られてしまった。道中面白かったし、最近あまり寝ていなかったので睡眠も取れたし、お金もかからず、一石三鳥でしたな。

彼女からもらった500円で、関西空港のシャワー室を利用してみた。15分500円なんだけど、お湯を出している時間だけカウントしてトータル15分のところで終わるので良心的である(お湯を止めればタイマーもとまってくれる)。各国の空港のシャワー室って、ラウンジなんかだと20ドル以上はするだろうし、韓国でさえ空港の銭湯が8000ウオン(800円ぐらい)以上はしたような記憶がある。15分というリミットつきとはいえ、空港でさっとシャワーが浴びられて500円というのは、物価の高い日本でありながら、世界的にみても結構お得だと私は思う。しかもシャワー室が無人で機械化されているので、一人終わるごとにシャワー室を丸ごと洗浄してくれるので、次の人も気持ちよく入れる。日本人よりも外国人の人たちがいっぱい利用していました。

関西でお好み焼きが食べたいなーと思ったのだが、駅の近くでは東京にもあるようなチェーン店ばかりが目に付いて残念。日本食食べ収めは担々麺にするか。

「御膳房」中国雲南料理  [六本木]

雲南料理のお店、「御膳房」へ行ってみました。



店内には統一感のある雲南地方をモチーフにした絵画が沢山飾られていました。この絵のタッチ、私は結構好きで、食事が来るまで、ギャラリーのように楽しめました。



ランチはランチセットやランチコースがあるのだけど、コースまで食べられなそうだったので、今回はセットを。メインディッシュはは、通常のパンチのきいた中華料理を想像して食べるとマイルドすぎてうっかり「普通?」と思ってしまうのだけど、この感じが雲南なのかもしれない。私は、メインよりも、ちょこっと付け合わせの餃子やザーサイがすごくおいしいなー!と感じた。卵スープも、薄味なんだけど、美味しくないという味の薄さではなく、じっくり時間をかけて野菜でだしをとり、その素材の味だけで楽しんでもらおう、という感じだろうか。サラダはドレッシングが普通の市販のものっぽくてちょっとやっつけ感があり、このサラダならつかない方が料理が引き立つのに、と思ったりも。



ランチのコースは、ディナーコースに比べお得で、2000〜4000円台で食べられるみたい(ディナーコースは5000円以上)。今度は沢山食べられるときに来てみようかなぁ。
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ばぁ茶ん
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自己紹介:
そのへんのオババ。
高校はメキシコ。
韓国や中国に仕事で在住。
その後東京へ舞い戻っております。
地球を90カ国ぐらいウロつく。
■感謝
2006年

地球のほほえみ 臼井純子写真展

2007年
家族のほほえみ 臼井純子写真展

キイトス茶房様にて開催致しました。皆様のお陰で、無事に終了することが出来ました。本当に有り難うございました!!
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