ナチスは囚人(にされた人々)から没収したものなどを集めて管理していたようです。今アウシュビッツの博物館にあるものだけでも、写真では伝わらないほどほんとうに「おびただしい」量なのですが、これはほんとごく一部のナチスが降伏する直前に処分しきれなかったものらしいです・・・。想像力を豊かにみると、本当にものが語ってくれます。
刈られた女性の髪。ナチスはこれを布地の材料にするようにして出荷していたらしい。三つ編みのままのものも入っていたりして、とても生々しい。髪の毛をぞんざいに無理矢理刈られた女性達はどんな気持ちだっただろう。
死体からあつめられた眼鏡の山。
ブラシなど。
食器など。
ユダヤ人などは「隔離された場所で生活させられる」とだけ思って生活用具などをカバンにつめて持ってきていたらしい。まさか収容所に着くや否や没収されるとは思っていなかっただろうなぁ。
死体から没収した義足や松葉杖など。死体からこんなものまで取り除いて使おうとしたのでしょうか。体が不自由な人も収容所につれてこられたんだと思うと・・・。
靴。ぺっちゃんこになった靴がやまもりになっていて、それがどあああああーーーっと展示されている。これでほんの一部だなんて信じられない量である。
子供たちの服。子供からもすべて残らず搾取したのでしょう。
子供たちの靴。
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