マケドニアはオフリドへ行くにはローカルバスを利用しましたが、大きなバスに乗客は8人ぐらいだった。よし!このくらいなら煙がもくもくとなってもしのげるわ!とおもってバスに乗りこむと。ぐわあああああ。なんだこの匂いはぁあ!きみ達どのくらいシャワーを浴びていないのだね。乗客は若い青年が多かったのだけど、風呂に入っていない男のすさまじい匂いがバスの中に充満してますよー。しかもそんなことがしょっちゅうなのか、バスのカーテンやシートにも匂いが染み付いている気が・・・。そういえば、An-chanさんのうちに行く前、「なんか2日ぐらいお風呂に入れない状態で着いてしまったらすみません」とか一応断ったら(実際はそういう事態にはなりませんでしたが)、An-chanさんの旦那さんが「いやー、2日お風呂に入っていないだけなら、移動してくるバスの中で一番きれいだろうね」とジョークを言っていた、というのを思い出した。た、たしかにこの状態はまさにそうだー。世界中で「臭い事態」というのは結構経験済みですが、このバスはそのなかでもそうとうなレベル行っていました。タバコと違って、人のこと臭いなんていっちゃいけないけど、でもでもでもでも、うおウ。
オフリドの街って坂が多くて石畳で小道がいっぱいあって、なんだか神楽坂を思い出すなぁ。
湖を臨むカネヨ教会
湖のほとり。冬だからだれもいませんよー。
マケドニアのビール
めっちゃおいしかったサラダ。ぱんもふっくら。
やっぱ湖畔では魚ですか?
スコピエ市内もちょっとはずれるとのどかですね。おじさんが話しかけてきたんだけど、おじさんは犬を連れていた。犬をさして「あいつはバカボンだ」と言っていた。バカボンというのは「犬」をさしているのか、はたまた犬の名前なのか不明だが、おじさんが犬を「ほら、バカボンおいで!」と呼ぶと犬が寄ってくる。名前なのかなぁとおもったら、2匹目の犬がいて、「こいつもバカボンだ」と言っていた。うむ。
村の素朴な教会
そういえば、この街でも働く中国人青年に会いました。21歳で海外で経験を積むためにでてきたのだそうだけど、なかなかうまく行かなくて行き詰まっているらしい。さらっと話して帰ろうとしたら、「帰らないでっ!もう7ヶ月も中国語で話していないんだよ。中国語で話していたら、いろいろな思いがこみ上げてきちゃった。お願い、もうちょっと話しよう!!」と懇願され、1時間ぐらい話していた。稼ぎにきている中国人ってヨーロッパだとどこにでもいると思いますが、大都市やすごい先進国以外のところにいるとわりと人数も少なく、無性にさみしいのかもしれませんね。がんばるのだよ。
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